自律神経と花粉症の関係 アレルギー反応

QOLstyleアレルギー症状の発症

自律神経症状


アレルギー症状の発症
化学伝達物質が神経や血管などを刺激し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こします。

自律神経と花粉症
自律神経とは
自分の意思とは無関係に自動的に反応し、からだの機能(呼吸や消化、代謝など)をコントロールしている神経です。
・交感神経と副交感神経の2系統があり、相反する働きをします。
・活動的な日中は主に交感神経が、睡眠時は主に副交感神経が優位に働きます。

くしゃみとの関係 
アレルギー反応が起こると、肥満細胞から放出されたヒスタミンが知覚神経を刺激し、くしゃみ中枢から迷走神経(主に副交感神経として働く)を介して呼吸筋に伝わります。

鼻水との関係
・鼻水を出す分泌腺には副交感神経が分布しています。
・アレルギー反応が起こると、肥満細胞から放出されたヒスタミンが知覚神経を刺激し、分泌中枢を介して副交感神経に伝わり、分泌腺から鼻水を出します。

鼻づまりとの関係
・鼻粘膜の血管が拡張すると鼻づまりになります。
・血管には2系統の自律神経が分布しています。
・アレルギー反応が起こると、血管を収縮させる交感神経の働きが抑えられ、血管を拡張させる交感神経の働きが強くなり、鼻の粘膜が腫れて、鼻づまりを招きます。

ストレスとの関係
・ストレスは、自律神経を介して鼻粘膜を過敏にします
・ストレスにより、自律神経のバランスが乱れ、花粉以外の刺激(ほこりや煙など)でも症状がでやすくなります。

症状を悪化させる因子
喫煙・・・たばこの煙に含まれる化学物質は鼻粘膜を刺激させます。
飲酒・・・アルコールは血管を拡張させるため、鼻づまりが起こりやすくなります。
急激な気温の変化・・・暖かい室内と寒い屋外の行き来など。


花粉の開花飛散時期    雑草の画像

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